屋外で結束バンドを使いたい時には、耐久性の高いものを選ぶことが大切です。
室内と違って劣化しやすい環境にありますので、同じものを使うとすぐに破断や脱落をしてしまいます。
結束バンドの寿命を縮める要因として荷重の負荷や振動の大きさ、化学薬品による影響などが挙げられますが、それ以外にも日光に当たることや高温・高湿度の下で使用することが関係しますので、屋外にあると寿命な短くなる傾向にあることが分かります。
これらのことを踏まえた上で屋外で使用する結束バンドを選ぶと、ナイロン66の耐熱耐候になっているタイプは劣化しにくいので長持ちします。温度範囲は-60から100度となっていて、外的環境に十分に耐えうる設計になっているのがポイントです。
ナイロン66は耐熱だけの方も屋外に向くタイプになっていて、他の種類を導入して破断や脱落を繰り返しているのならこれらを取り入れるのが良い方法です。
ポリプロピレンも温度範囲は-60から115度になっていて、過酷な環境下においても問題なく利用できます。
単純に強い材質の結束バンドを取り入れるという方法もありますが、それぞれの環境を考慮して最適の素材で作られているものを選ぶことがとても重要です。結束の直径もチェックしたいポイントの一つであり、径が小さければ小さいほど折れ曲がる力が加わりやすくなりますので寿命は短くなります。購入する際には色々な要素を総合的に判断することが大切です。