lanケーブルの速度が低下する大きな原因とは

一般的に無線WiFiよりも有線接続の方が通信速度が大きく、回線の安定性が高いという特徴があります。

lanケーブルを利用すれば、数十mを超えるような遠距離でも高速通信が可能です。lanケーブルは遠距離でも高速でインターネットが利用できるというメリットがありますが、使用方法を誤ると速度低下の原因になってしまうので注意が必要です。lanケーブルで通信速度が低下する原因で多いのは、規格が合っていないことです。lanケーブルには、通信速度の最大値ごとにいくつかの規格に分けられています。

元のインターネット回線が高速通信が可能でも、ケーブルの持つ最大速度に律速されてしまう場合があります。例えば最近増えている1Gbpsの光回線に契約をしていても、100Mbpsまでしか対応していないCAT5のケーブルを使用すると最大速度が100Mbpsに低下してしまいます。見た目やコネクタの形状が同じでも、規格毎に通信速度の上位値が決められているので注意が必要です。

通信速度が低下してしまう別の原因として、ケーブル内部の導線が切断している可能性が考えられます。家庭内でlanケーブルを配線する場合には、柔らかくて曲げやすい撚り線タイプのケーブルが使用されます。撚り線は細くて弱い銅線が束ねられていて、折り曲げたりすると一部の銅線が切断されてしまう場合があります。一部の銅線が切れても他の線が繋がっていれば通信は可能ですが、電気抵抗が大きくなるので信号が減衰して外部ノイズの影響を受けやすくなってしまう場合があります。

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