lanケーブルは、どれでも同じと思われがちですが、カテゴリという規格があり、通信速度や周波数が異なり快適性に大きな影響を与えます。
lanケーブルには、CAT５からCAT8までのカテゴリがあります。数字が大きくなるほど通信速度や周波数が上がり、価格も高くなります。選ぶ際には用途や使用する機器の機能に適したコストパフォーマンスに優れた製品を選ぶといいでしょう。一般家庭や企業など最も広く使われているのはCAT5eです。日常の使用には十分な機能がありコストパフォーマンスに優れています。
テレビやPCで動画を視聴することの多い人にはCAT6eがおすすめです。周波数が5eの2倍以上になりデータ転送量が増えますので、ストレスもなく快適に楽しめます。スピードが重要なオンラインゲームや負荷の大きい業務用サーバーや基幹配線にはCAT7が適しています。通信速度も10Gbps、周波数も1000MHzと高性能になります。ノイズも気になることがなく、動きもスムーズになります。
大きな負荷がかかっても余裕があり安心です。最新の通信機器やPCであっても、使用するlanケーブルがCAT3などの古いものであれば、それだけの機能しか得られません。用途や使用環境、機器の機能に適したケーブルを選ぶことが大切です。もし、lanケーブル選びに迷ったら、上位のカテゴリのケーブルを選んでください。上位のカテゴリのケーブルは下位のケーブルの機能もカバーしますので、快適に使用できます。