lanケーブルのカテゴリーを確認する方法を知ろう

lanケーブルの規格はカテゴリーと数字の組み合わせであらわされています。

今日、ケーブルの規格は策定中のものを含めて10種類あり、新たに購入する場合は袋にプリントされている内容をみればlanケーブルのカテゴリーがわかるようになっています。では、開封済みのケーブルを何らかの理由で再び使うことになった場合はどのように見分ければ良いのでしょうか。lanケーブルのカテゴリーを袋無しで見分ける場合は被覆部に印字されている文字をみます。

もし、文字の中にCATEGORYという英単語があり、そのすぐ次に数字が印字されていたら、それがlanケーブルのカテゴリーを示しており、自ずと理論上の通信速度もわかります。一方、CATEGORYという単語が見つからないのであれば、次にTIA、EIA、ANSIのうちのいずれかの語が使われていないかを調べます。もし見つかった場合、その単語に続いて製品の型番のような文字列が記載されているはずなので、それをそのままインターネット検索サイトのフォームに入力して調べれば、lanケーブルのカテゴリーが判明します。

逆に見つからない場合は被覆部に印字されている文字列を片っ端から検索にかけるしかありません。なお、TIAはアメリカ電気通信工業会、EIAは電子工業会、ANSIは国家規格協会の略称です。3つの団体はいずれも規格の認定を行っており、規格の名称には必ず制定した団体の略称が含まれます。今日世の中に出回っているケーブルのほとんどは、被覆部にプリントされている文字を見るだけで規格および理論上のスペックがわかるようになっています。

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