電気製品には必ず電源ケーブルが付いています。
充電できるものであればコードレスで使うことも出来ますが、充電する時には、電源ケーブルの付いたものの上に置いたりすることがほとんどです。ところで、電気製品はそのほとんどが1本のケーブルで済みますが、パソコンやその周辺機器、それにホームシアター、オーディオシステムなどだと、電源ケーブル以外の配線があります。
パソコンだとLANケーブルやUSBケーブル、その他では音声や映像用のケーブルが必要になります。それらでも使用する際はケーブルを気にすることはありませんが、裏に回ると縦横無尽にケーブルが散乱しているような状態になっていることが多いかもしれません。そういったものを綺麗に片付けるには、配線ダクトなどでもいいですし、結束バンドを使って束ねるとスッキリすることもあります。
ですが結束バンドは一度束ねると、切断しなければ外せないので使いたくないといった人も居られるかもしれませんが、今では仮留めの出来る結束バンドも登場しており、またマジックテープを使ったものもあるので、以前よりも使いやすくなっていると思います。ところで、なぜ結束バンドは一度束ねると外せないのでしょう。
実はそれにはヘッドという部分(立方体のようなものが付いている部分)に秘密があります。そこにはご存知の通り穴が開いており、もう片方のテールという部分を差し込んで行くと締め付けられるようになっています。テールから数cm程ヘッド側の所のバンドという部分にはギザギザが刻み込まれており、それがヘッドに差し掛かると、その穴の中にあるストッパーが引っかかり後戻りが出来ないように、つまり外すことが出来ないようになっているのです。仮留め出来るタイプでは、ストッパーを動かすことが出来るようになっているので外すことが出来るのです。